こんにちは堺町六角の清水です。
すっかり春めいて来ましたが、皆さん体調はいかがですか?
春は環境も変わり心や体に疲れが見られます。
今回は、パニック障害と閉所恐怖症の症例をご紹介します。
今回ご紹介するKさんは高校生のときから、頭痛、動機、不眠、手の震え、視界が暗くて狭い、乗り物に乗れない・・・などの症状がありました。
大学4回生の時に来院され、 画像診断を行いました。
左側がそのときの結果です。そこからは、肩の高さの違いと腰部の片方だけの服のシワから、上半身のひねりが大きいことが分かります。
原因として
・かなりの胸椎の歪み
・ストレートネック(首の弯曲が正常でない)
・頸部の左への傾斜
が考えられ、そこを中心に姿勢の調整をしていきました。
右側が8ヵ月後の検査時の写真ですが、肩の高さが揃い、全体的にバランスが良くなったのが分かります。
Kさんは、高校生の時に病院でパニック障害と診断され、「一生付き合って行かないといけない病気」と言われました。
しかし、8ヵ月間の姿勢の改善を経てパニック障害、閉所恐怖症の症状がほとんど無くなりました。その喜びを綴ってくれました。
このように、姿勢の崩れにより神経や神経伝達物質の伝達が正常に機能していない場合だと、姿勢が良くなることで症状が徐々に改善し、8ヶ月間かけて体がそれを受け入れられるようになったと考えられます。
現在Kさんは、就職して充実した日々を楽しく過ごされています。
私も大変嬉しいです。